第1章|はじめに
「買い物をするだけでポイントが貯まる」
そんな仕組みが当たり前になった今、家計の節約や副収入の一部として「ポイ活(ポイント活動)」に取り組む人が急増しています。
その中でも、特に人気が高いのが 楽天ポイント。
楽天が提供する各種サービスを連携して利用することで、日常の支出をそのままポイントに変えることができるのが特徴です。
たとえば――
- 楽天市場での買い物
- 街のお店での楽天ペイ決済
- スマホは楽天モバイル
- 通信費や光熱費も楽天カードで支払い
- 楽天ポイントスクリーンやインサイトでスキマ時間にコツコツ
このように、日々の生活の中に楽天サービスを組み込むだけで、自然とポイントが貯まっていきます。
しかも、ポイントは楽天市場での買い物だけでなく、コンビニ・マクドナルド・ドラッグストアなど実店舗での支払いにも使えるので、使い道も豊富。まさに「現金と同じように使えるお得な資産」といっても過言ではありません。
この記事の目的
この記事では、
「楽天ポイントで月1万ポイント貯める!」 を現実にするための完全ガイドをお届けします。
- 楽天ポイントの仕組み
- 効率的にポイントを貯めるためのサービス活用法
- SPUやキャンペーンの活かし方
- 実際に月1万ポイント以上を獲得しているユーザーの行動例
- ポイ活の注意点や落とし穴
まで、初心者でも分かりやすく徹底解説していきます。
第2章|楽天ポイントの基本知識
楽天ポイントで月1万ポイントを目指すには、まず“仕組み”を正しく理解することが重要です。ここでは、楽天ポイントの種類や有効期限、使い道、獲得ルールなどを整理しておきましょう。
● 楽天ポイントとは?
楽天ポイントは、楽天グループの各種サービスを通じて貯まる共通ポイントです。楽天市場や楽天トラベル、楽天ペイなどのサービス利用に応じて付与され、楽天経済圏の中心的な存在となっています。
● 楽天ポイントの種類
楽天ポイントには大きく分けて2種類あります。
1. 通常ポイント
- 有効期限:1年間(ただし、ポイントを獲得すれば延長)
- 特徴:ほとんどの楽天サービス・街中の店舗で利用可能
- 投資や支払い充当にも使える
2. 期間限定ポイント
- 有効期限:数日~1ヶ月程度と短い
- 主にキャンペーンやイベントなどで付与
- 一部のサービスでは利用不可(例:楽天証券、楽天電気など)
👉 ポイントを多く貯めるには「期間限定ポイント」がカギ。
ただし、失効リスクがあるため、こまめな消化が必要です。
● 楽天ポイントの貯め方と基本ルール
楽天ポイントは以下のような行動で獲得できます。
方法還元率の目安特徴楽天市場での買い物通常1%〜最大16倍以上(SPU+キャンペーン)最も基本的なポイント源楽天カード払い1%決済を楽天に集約すれば自然と貯まる楽天ペイ支払い1%〜実店舗でも楽天ポイントが使えて貯まる楽天ポイントスクリーン等の無料アプリ数ポイント/日スキマ時間活用で毎日コツコツ
楽天では「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」という制度があり、楽天の各サービスを使えば使うほど、楽天市場でのポイント倍率がアップする仕組みです(詳しくは第3章で解説します)。
● 楽天ポイントの使い道
貯めたポイントは、次のように使うことができます。
- 楽天市場や楽天トラベルなどでの支払いに充当
- コンビニ(ファミマ・ローソン)やマクドナルドなどの実店舗支払い
- 楽天モバイル・楽天電気の請求額に充当
- 楽天証券でのポイント投資(通常ポイントのみ)
- 楽天ペイにチャージ(楽天キャッシュ)して使う
使い方に制限が少なく、現金感覚で利用できるのが魅力です。
● 有効期限と管理のコツ
- 通常ポイント:最後に獲得または使用した日から1年有効
- 期間限定ポイント:付与されたキャンペーンごとに個別の有効期限(短い)
**ポイント管理アプリ「楽天ポイントクラブ」**を活用すれば、保有ポイント・失効予定ポイントが一目で確認できます。
● 注意点まとめ
注意点解説期間限定ポイントは失効しやすい期限管理が必要。優先的に使う設定がおすすめ。ポイント利用時は一部のサービスで使えない投資や一部の請求充当には「通常ポイント」のみ有効。併用できるキャンペーンは「エントリー必須」使い忘れるとポイントを損することも。
楽天ポイントの「ルール」を理解しておけば、あとで紹介する具体的な貯め方もスムーズに実践できます。
第3章|月1万ポイントのゴール設定
「月1万ポイント」と聞くと、「そんなに貯められるの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。ですが、楽天のポイントシステムを理解し、効率よく活用すれば、無理なく達成可能な現実的な目標です。
ここでは、月1万ポイントを獲得するための考え方と仕組みづくりについて解説します。
● 月1万ポイント=どのくらいの価値?
楽天ポイントは1ポイント=1円相当で使えるため、月1万ポイント=月1万円分の節約・還元になります。
年間で換算すれば12万円。これは「ちょっとした旅行」や「家電の買い替え費用」にもなります。
● 還元率と支出のバランスを知ろう
楽天の還元は基本1%。ただし、条件を整えることで最大16倍以上になることもあります。
例)SPUとキャンペーンを組み合わせた場合:
- 楽天カード使用:+2倍
- 楽天モバイル契約:+4倍
- 楽天市場アプリ経由:+0.5倍
- 楽天証券積立:+0.5倍
- 楽天銀行×楽天カード引き落とし:+1倍
- 楽天ブックス購入:+0.5倍
→ 合計:SPU 8.5倍
さらに、お買い物マラソンや5と0のつく日キャンペーンを併用すれば10倍以上も可能です。
実際の目安:
月の還元率月の必要支出額想定獲得ポイント5%還元20万円10,000ポイント10%還元10万円10,000ポイント20%還元5万円10,000ポイント
つまり、「SPU+キャンペーン」でポイント倍率を上げるほど、少ない支出で月1万ポイントに近づけるというわけです。
● ポイント獲得のベースは「固定費」
毎月の支払いを楽天経済圏に集約するだけで、かなりのポイントが貯まります。
支出項目楽天でできること通信費楽天モバイル・楽天ひかり電気・ガス楽天でんき・ガス銀行・証券楽天銀行・楽天証券保険楽天保険買い物楽天市場・楽天西友ネットスーパー
これらを楽天カード払いにすれば、毎月自動的に数百〜数千ポイントが入ってくる仕組みが作れます。
● 月1万ポイントを達成する考え方
- 支出を楽天系にまとめる(固定費+日用品)
- SPU(スーパーポイントアップ)倍率を高める設定をする
- ポイントが貯まりやすい日・キャンペーンを狙ってまとめ買い
- 毎日できるポイ活アプリや検索を活用(スキマ時間)
- ふるさと納税・楽天トラベル・楽天ビューティも活用
- ポイントサイトやRebates経由でさらにポイント上乗せ
これらを習慣化すれば、買い物を楽しみながらも“お金が増えるような感覚”を得られます。
● 実際にどんな人が月1万ポイントを達成しているの?
- 楽天経済圏に移行した主婦:日用品・ふるさと納税・カード支払いで達成
- 通勤中にアプリとアンケートを活用する会社員:スキマ時間の工夫でポイント上乗せ
- 楽天証券・楽天ペイなどを連携させて毎月投資+決済でポイントを得ている副業系ユーザー
いずれも「特別な支出を増やす」のではなく、支払い方法とサービスの使い方を工夫しているだけです。
第4章|楽天ポイ活の具体的な方法10選
ここでは、楽天で月1万ポイントを貯めるために効果的な10の具体的なポイ活方法を紹介します。これらを組み合わせれば、無理なく目標に近づけます。
① 楽天市場での買い物を活用する
楽天ポイ活の王道はやはり「楽天市場での買い物」です。SPUやキャンペーンと組み合わせることで、1回の買い物で数千ポイントが狙えます。
効率よく貯めるコツ:
- 「お買い物マラソン」や「楽天スーパーSALE」の活用(最大10倍)
- 「5と0のつく日」の買い物(楽天カード利用で+2倍)
- 買う前の「エントリー」を忘れない
- 日用品を複数店舗に分けて買って「買いまわり」条件を達成
② 楽天カードでの支払い
楽天カードを持っていない人は、まずここからスタートすべきです。楽天市場に限らず、コンビニやガソリンスタンド、飲食店など幅広く使えて、利用額の1%がポイントで還元されます。
ポイントをさらに増やすには:
- 引き落とし先を楽天銀行にするとSPU+1倍
- ゴールドカード、プレミアムカードなら特典や還元率もアップ
③ 楽天ペイ・楽天キャッシュを使う
スマホ決済「楽天ペイ」では、楽天ポイント払い・楽天キャッシュ払いでもポイント還元があります。
楽天キャッシュへのチャージを楽天カード経由で行うと、1%ポイントも獲得できます。
使える主な場所:
- ファミリーマート/セブンイレブン
- マクドナルド/ガスト/すき家
- ツルハドラッグ/サンドラッグ など
④ 楽天ふるさと納税をフル活用
楽天ふるさと納税は、楽天市場と同じ仕組みでポイントが付与されるため、非常にお得。
1年に数万ポイントを獲得しているユーザーも多数います。
効率アップのポイント:
- お買い物マラソン期間中にふるさと納税をする
- 1自治体=1店舗としてカウントされるため「買いまわり」に最適
- 高額返礼品(米・肉・日用品)を狙えば生活費も節約
⑤ 楽天モバイルを契約する
楽天モバイルを契約していると、楽天市場での買い物時にSPU+4倍。この倍率は非常に大きく、月1万ポイントを目指すなら、もはや必須レベルです。
- 月額プランは1,078円〜
- データ無制限でも3,278円(2025年時点)
- 契約特典で数千ポイントがもらえることも
⑥ 楽天証券でポイント投資する
楽天証券で投資信託を積立することで、SPUが+0.5倍されます。さらに、楽天カードや楽天キャッシュでの積立にもポイント付与があるため、お金を増やしながらポイントも貯められる一石二鳥の方法です。
初心者でも安心:
- 月100円から積立可能
- 楽天ポイントでの「ポイント投資」も可能
- ポイントを“運用”に回して資産形成にもつながる
⑦ 楽天トラベル/楽天ビューティの予約
旅行や美容室の予約を楽天経由にするだけで、SPUの対象になります。
- 楽天トラベル予約&利用:SPU+1倍
- 楽天ビューティ予約&施術完了:SPU+0.5倍
特に出張や旅行の多い人、美容室を月1で利用する人は、それだけでポイント加算が可能です。
⑧ 楽天ポイントスクリーン/楽天ウェブ検索
ポイ活初心者でも簡単に取り組めるのがこの2つ。スキマ時間にスマホをタップするだけでポイントが貯まる優れものです。
- 楽天ポイントスクリーン:1日最大5ポイント程度(広告閲覧)
- 楽天ウェブ検索:1日最大30口分のくじ参加でポイント抽選
1日数分の操作で、月100~200ポイントが目指せます。
⑨ 楽天インサイト(アンケートモニター)
楽天が運営するアンケートサイト「楽天インサイト」では、アンケート回答で直接ポイントが付与されます。
- 1回のアンケートで2~50ポイント程度
- スマホでもPCでもOK
- 回答時間は1〜10分ほどで済むものが多い
⑩ 楽天リーベイツを経由して他サイトで買い物
楽天リーベイツは、楽天以外のECサイトで買い物をしても楽天ポイントが貯まるサービスです。
対象ショップ例:
- Apple公式サイト
- ユニクロ・GU
- iHerb/DHC/Qoo10 など
買い物前にリーベイツにアクセスして「ストアにすすむ」だけで、1〜10%以上の還元を受けられることも。
第5章|実際に月1万ポイントを稼ぐモデルケース
ここでは、楽天ポイ活で月1万ポイントを実際に獲得している人の生活スタイルをモデルケースとして紹介します。「特別なことをしていない」のに貯まるコツが見えてきます。
モデルケース①:楽天経済圏フル活用の主婦Aさん
● プロフィール
- 専業主婦・30代前半
- 日用品や食材を中心に楽天市場で買い物
- 家族のスマホも楽天モバイルに統一
● 実践していること
- 月1〜2回のお買い物マラソンに参加(1万円×10店舗で10倍)
- 楽天ふるさと納税を活用し、返礼品とポイントのW取り
- 楽天モバイル契約でSPU+4倍
- 楽天銀行+楽天カードの連携
- 毎日、ポイントスクリーンと楽天ウェブ検索を欠かさず実施
- 支払いは全て楽天カードまたは楽天ペイで統一
● 月間獲得ポイントの目安
項目月の獲得ポイント楽天市場(買いまわり)約6,000P楽天カード・楽天ペイ支払い約2,000P楽天ふるさと納税(年末まとめて)平均で月1,000P換算ポイントアプリ・検索約400Pその他(Rebatesなど)約600P合計10,000P以上
モデルケース②:会社員×スキマ時間ポイ活のBさん
● プロフィール
- 40代・営業職
- 通勤中のスマホ時間をポイ活に活用
- 楽天経済圏には一部導入(モバイル・証券・市場)
● 実践していること
- 出勤中に楽天ポイントスクリーンとウェブ検索を毎日チェック
- 毎月の固定費を楽天カードで支払い(電気・保険・携帯など)
- 通販は楽天市場でまとめ買い(5と0のつく日を活用)
- 楽天証券で毎月5,000円分の投資信託を積立
- 出張時は楽天トラベルで予約、ビジネスホテル利用
● 月間獲得ポイントの目安
項目月の獲得ポイント楽天市場での買い物(+SPU)約4,000P楽天証券・モバイル連携SPU約1,000P楽天ペイ・カード支払い約2,000Pポイントアプリ・検索約600P楽天トラベル・Rebates約2,000P合計9,000〜11,000P程度
モデルケース③:節約志向×楽天家電まとめ買いのCさん
● プロフィール
- 一人暮らし・IT系フリーランス
- 家電や家具を楽天で年に数回まとめ買い
- SPUとキャンペーンに命をかけるタイプ
● 実践していること
- お買い物マラソン&楽天スーパーSALE期間を狙って一括購入
- 年間10万円以上ふるさと納税で活用(ポイント大量ゲット)
- 楽天ビューティ経由で美容室も予約
- 期間限定ポイントは楽天ポイント運用で消化
● 月間獲得ポイントの目安(購入月)
項目月の獲得ポイント家電購入(10万円×15倍)約15,000P(数ヶ月に1回)ふるさと納税月換算1,500Pその他SPU/Rebates1,000〜2,000P合計(購入月)15,000〜18,000P平均(年換算)月あたり8,000〜10,000P
ポイント:誰でも再現可能な工夫
モデルケースの共通点は以下の通りです:
- 固定費・買い物・予約を「楽天で一元化」している
- キャンペーン日やSPUの仕組みを活用している
- 毎日のスキマ時間も無駄にしていない(アプリ・アンケートなど)
- ポイントを「ためる・使う」の流れを生活に組み込んでいる
第6章|ポイント獲得を最大化するコツ
楽天のポイ活では、「ただ使う」だけではもったいない。ポイントの獲得効率を最大化するには、ちょっとした工夫や設定がカギになります。ここでは、楽天ユーザーの多くが見落としがちな「裏技的テクニック」をご紹介します。
● コツ①:SPU(スーパーポイントアッププログラム)を最大化する
楽天のSPU制度は、対象サービスを使えば使うほど楽天市場でのポイント倍率が上がる仕組みです。
サービス倍率達成条件の一例楽天カード+2倍楽天市場で楽天カード決済楽天モバイル+4倍契約するだけ楽天証券+0.5倍月500円以上のポイント投資楽天銀行+カード+1倍カードの引落口座を楽天銀行に設定楽天市場アプリ+0.5倍アプリから買い物するだけ
合計で最大16倍以上になることも。
✅ 実践ヒント:
- 自分に必要なサービスだけを無理なく取り入れる
- SPU条件は毎月チェックし、達成状況を確認(ルール変更あり)
● コツ②:買い物のタイミングを戦略的に選ぶ
楽天は「いつ買うか」でポイントが大きく変わります。キャンペーンやセール時期を狙えば、通常の2倍〜10倍以上のポイントが狙えます。
代表的な日程:
- 5と0のつく日(5日・10日・15日など):楽天カード決済で+2倍
- お買い物マラソン:店舗ごとに買いまわると最大+10倍
- 楽天スーパーSALE:年4回開催。半額セール+ポイントUP
- 毎月1日のワンダフルデー:+2倍
- 39ショップ買いまわり:条件達成で+2倍
✅ 実践ヒント:
- 月の買い物をまとめて「お買い物マラソン」で消化する
- キャンペーンの「エントリーを忘れない」ことが超重要!
● コツ③:毎日の“スキマ時間”をポイントに変える
1日5〜10分でも継続すれば、月に数百ポイントが貯まります。
アクション目安ポイント/日備考楽天ポイントスクリーン3〜5P広告閲覧・タップ楽天ウェブ検索抽選式検索回数に応じてくじ引き楽天インサイト数十〜数百P/月アンケート回答ポイントモールのゲーム数ポイントスロット・すごろく等
✅ 実践ヒント:
- 朝のルーティンや通勤中などに組み込むと習慣化しやすい
● コツ④:支払い方法を統一して無駄をなくす
支払いは「楽天カードor楽天ペイ+楽天キャッシュ」に統一することで、ほぼすべての買い物がポイント対象になります。
統一するメリット:
- 管理が楽になる
- 還元率が常に高い(最大1.5%)
- 家計簿アプリとの連携もスムーズ
● コツ⑤:固定費や定期支出を楽天系に切り替える
毎月発生する出費を「楽天経済圏」に寄せることで、**“何もしなくても貯まる仕組み”**ができます。
固定費楽天サービス通信費楽天モバイル・楽天ひかり光熱費楽天でんき・楽天ガス保険楽天損保・楽天生命銀行・投資楽天銀行・楽天証券
✅ 実践ヒント:
- 契約見直しのタイミングで楽天サービスへ移行
- ポイントアップと実質料金を比較して納得感を持つことが大切
● コツ⑥:ポイントを“活かす”ための設定をしておく
- 期間限定ポイントを「優先して使う」設定にする
- 楽天Payの「自動ポイント利用設定」をONにする
- 楽天ポイント運用に少額でも回して“学ぶ+増やす”
第7章|ポイ活の注意点と落とし穴
楽天のポイ活は非常にお得で魅力的ですが、正しく活用しないと逆に損をすることもあります。ここでは、よくある落とし穴とその対策を具体的に解説します。
● 注意点①:ポイント目的の無駄遣いに要注意
「ポイント10倍」と聞くとお得に感じますが、不要なものを買えばそれはただの出費です。
例:
- 1万円の商品を10倍で買っても1,000P(1,000円)還元
→ でもその商品が本来いらなかったなら、9,000円の損
対策:
- 「本当に必要なものか?」を買う前に一呼吸
- ポイントの還元額より、実質支出を重視する
● 注意点②:キャンペーンの“エントリー忘れ”
楽天の多くのキャンペーンは**「事前エントリー」が必要**です。これを忘れると、どれだけ買ってもポイントアップ対象外になります。
よくある例:
- お買い物マラソン
- 5と0のつく日
- リーベイツ高還元キャンペーン
対策:
- 楽天の「キャンペーンページ」をブックマーク
- 楽天公式アプリから通知をオンにしておく
- 買い物前に「楽天キャンペーン」で検索&一括エントリー
● 注意点③:期間限定ポイントの失効
期間限定ポイントは、早いと数日で失効することがあります。せっかく貯めたポイントが使われないまま失効してしまうのは大きな損。
対策:
- 「楽天ポイントクラブ」アプリで残日数をチェック
- 楽天ペイの「優先ポイント使用」設定をオンに
- 期間限定ポイントの使い道を事前に決めておく(例:コンビニ、ドラッグストアで使い切る)
● 注意点④:SPU条件や還元ルールの変更
楽天のSPUや各種ポイントプログラムは、不定期に条件が改定(改悪)されることがあります。
代表的な変更例:
- 楽天カードSPU還元率の低下
- 楽天証券のSPU対象銘柄・金額条件の変更
- モバイル契約者向けの特典縮小
対策:
- 毎月初めにSPU条件を公式サイトで確認
- 必須でないサービスへの依存は避ける
- 「改定後でも無理なく使えるか?」を基準に判断する
● 注意点⑤:複数サービスの管理が煩雑になりがち
楽天には便利なサービスが多くありますが、使いすぎると管理が面倒になることも。
ありがちな事例:
- アプリが増えすぎてどれが何のためか分からなくなる
- ポイントの出入りが複雑になり、失効リスクが増える
- 家計管理がかえって大変になる
対策:
- 使うサービスは「自分に合うものだけ」に絞る
- 定期的に「利用していないサービスの整理」
- 家計簿アプリと楽天カード/楽天銀行を連携して自動管理
● 注意点⑥:楽天市場の商品が“他と比べて高い”ケースもある
楽天市場はポイント還元が魅力ですが、元々の価格が他より高いこともあります。
対策:
- ヤフーショッピングやAmazonと価格比較をする
- 実質価格(販売価格-ポイント還元額)で判断する
- 楽天リーベイツを経由して他サイトを活用するのもアリ
● 注意点⑦:楽天ポイントは現金ではない
楽天ポイントは非常に使いやすいですが、現金のような流動性はないことを理解しておく必要があります。
対策:
- あくまで「お得な割引・支払い手段」として考える
- 投資や支払いに充てることで“半現金化”も可能(楽天証券・楽天Payなど)
- ポイントに頼りすぎず、節約と併用して使う
第8章|よくある質問(Q&A)
楽天ポイ活を始めるにあたり、多くの人が疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。これを読めば、さらに安心して実践できるようになります。
Q1. 楽天ポイントって現金化できるの?
A. 完全な現金化はできませんが、実質的に現金のように使う方法はあります。
- 楽天ペイや楽天キャッシュにチャージすれば、実店舗での支払いにも使えます。
- 「楽天キャッシュ」は友人への送金や一部銀行口座への出金(条件付き)も可能。
- 楽天証券では「通常ポイント」を使って投資信託の購入ができ、“間接的に資産化”することも可能です。
Q2. ポイ活は副業にあたる?確定申告は必要?
A. 一般的なポイ活(個人利用)は副業にはあたりません。
- 楽天ポイントは「値引き扱い」とされるため、課税対象ではないのが基本。
- ただし、楽天アフィリエイト報酬や法人契約による大量取得の場合は、雑所得・事業所得になる可能性があるため、注意が必要です。
Q3. どの楽天アプリを入れておけばいいの?
A. 以下の5つがポイ活に必須・推奨です。
アプリ名用途楽天市場通常のお買い物(アプリ経由でSPU+0.5倍)楽天カード利用履歴・支払管理に便利楽天ポイントクラブポイント残高や履歴の確認に便利楽天ポイントスクリーン毎日ポイントがもらえる楽天Pay実店舗での支払い用+ポイント利用設定可
Q4. SPUは全部達成しないと損ですか?
A. 全達成する必要はありません。自分に合ったものだけでOKです。
- すべてのSPU条件を満たそうとすると、月額料金が高くなったり、使わないサービスが増えたりするリスクも。
- ポイントは「支出を増やさずに、効率よく得る」のが理想。
- 必要最低限のSPU(楽天カード・楽天モバイル・楽天市場アプリなど)でも十分高倍率に。
Q5. ふるさと納税はなぜそんなにお得なんですか?
A. 実質2,000円の負担で、楽天ポイントが大量にもらえるからです。
- ふるさと納税の支払いも楽天市場経由で行えるため、SPU・買いまわり・キャンペーンが全て対象になります。
- 年間で数万ポイント獲得も珍しくありません。
- 「ふるさと納税=税金の先払い+返礼品+ポイント還元」という超効率的な仕組み。
Q6. 忙しくて毎日チェックできない人でもできる?
A. 固定費+買い物の工夫だけでも十分貯まります。
- 毎日アプリを使わなくても、固定費の支払いを楽天系にまとめるだけで月数千ポイントは可能。
- スキマ時間にできるアクションを「週1~2回」でも継続すれば十分。
- ポイ活は「頑張りすぎない仕組み化」がカギです。
Q7. 家族でポイントは合算できる?
A. 一部可能です。
- 家族で「楽天ポイント共有グループ」を設定すれば、ポイントを家族間で合算・分配することができます。
- 同じ楽天カード家族会員を使うのもおすすめ。
- 家族全員で楽天経済圏を活用すれば、年間10万ポイント以上も夢ではありません。
Q8. 他社ポイントとの違いは?
比較項目楽天ポイント他社(例:dポイント/Ponta)汎用性非常に高い(ネット・実店舗)やや限定的貯め方の多様性◎(買い物/アプリ/アンケート/投資)△経済圏の広がり◎(通信/銀行/証券など)◯キャンペーン頻度高い(月10回以上)普通〜やや少ない
第9章|今日からできる!楽天ポイ活スタートチェックリスト
「やることが多すぎて何から始めていいかわからない…」という方のために、楽天ポイ活を始めるうえで最低限やっておきたい設定・行動を7つのステップにまとめました。
✅ ステップ①:楽天カードを申し込む(または利用を開始)
楽天ポイ活の基本中の基本。楽天カードなしではSPUが始まりません。
- 年会費無料・還元率1%
- 入会キャンペーンで5,000〜8,000ポイント獲得可
- 楽天市場や楽天Payとの相性抜群
💡楽天カード+楽天銀行の連携でSPU+1倍になるので、口座開設も同時がおすすめ。
✅ ステップ②:楽天市場アプリをインストール
アプリ経由で買い物するだけでSPU+0.5倍に。
毎回の買い物で還元率を上げるのに必須です。
- 商品価格はPCと同じでも、ポイントが多くつく
- セール情報の通知も受け取りやすくなる
✅ ステップ③:楽天モバイルを検討(可能なら契約)
月1,078円~で、SPU+4倍は破格です。
特に「楽天市場で毎月1万円以上買い物する人」には、もはや必須といっても過言ではありません。
- 通信料が安くなる上にポイントも増える
- 家族契約でも恩恵あり
✅ ステップ④:楽天ポイントスクリーン・楽天インサイトのアプリを入れる
スキマ時間のポイ活で使える無料アプリです。
アプリ名内容目安ポイント楽天ポイントスクリーン広告閲覧3〜5P/日楽天ウェブ検索検索→くじ参加月100〜200P楽天インサイトアンケート回答月数百P可
✅ ステップ⑤:楽天ふるさと納税をチェック
- 自治体選びも買い物感覚でできる
- 「買いまわり」でポイント倍率アップの対象に
- 年末だけでなく、月1〜2回の分割寄付もおすすめ
✅ ステップ⑥:支払いを楽天ペイか楽天カードに集約
- コンビニ/飲食店/スーパーなど、実店舗でも楽天ポイントを貯める
- 楽天ペイでポイント優先使用設定をしておけば、期間限定ポイントもムダなし
- カード決済は公共料金やサブスクも忘れずに
✅ ステップ⑦:月初にSPU・キャンペーンをチェック
楽天のSPUやキャンペーンは月ごとに更新されるため、毎月1日に確認する習慣をつけると安心です。
- SPU条件の達成状況を確認
- お買い物マラソンやスーパーSALEの時期もチェック
- 「エントリー必須」のキャンペーンを一括エントリー
📋 簡易チェックリスト(コピペして使えます)
- 楽天カードの申し込み/利用
- 楽天市場アプリをインストール
- 楽天モバイル契約(or検討)
- 楽天ポイントスクリーン&インサイト導入
- ふるさと納税ページをブックマーク
- 楽天カード/楽天ペイに支払いを統一
- SPU・キャンペーンを毎月チェック
設置もかんたん。気軽に、思う存分、おうちのWiFi【Rakuten Turbo】
第10章|まとめ|楽天ポイ活は“仕組み化”が成功のカギ
楽天ポイントを効率よく貯めるポイ活は、難しいテクニックよりも「生活に馴染ませること」こそが成功の秘訣です。
● 楽天ポイ活の魅力とは?
- 生活費の支払いをそのままポイントに変えられる
- 楽天経済圏を活用すれば、ポイント倍率は自動的にアップ
- 楽天ポイントは実質現金と同じ感覚で使える
つまり、「無理せず自然に貯まる」というのが、楽天ポイ活の最大のメリットです。
● 本記事で紹介したポイ活のキーポイントをおさらい
✅ 楽天カードを作り、楽天市場・楽天ペイで支払いを集約する
✅ SPUやお買い物マラソンなどのキャンペーンを賢く使う
✅ 楽天モバイル・銀行・証券を活用して還元率を底上げする
✅ ふるさと納税やRebates経由の買い物で一気に稼ぐ
✅ 毎日のスキマ時間にできるポイ活アプリを活用する
✅ ポイントの「期限・使い道・優先使用設定」を忘れずに
● 月1万ポイントは夢じゃない!
実際に、以下のような生活習慣を取り入れれば、月1万ポイント以上も十分に現実的です:
- 月1〜2回の楽天市場まとめ買い
- 固定費・通信費を楽天系にまとめる
- 日々の支払いを楽天カード/ペイで統一
- スキマ時間でのアンケート・広告タップ
- 楽天トラベル・楽天ビューティを年数回使う
- ふるさと納税や高還元キャンペーンの活用
● 最後に|継続できる“ゆるポイ活”を
「毎日頑張ってアプリ開かなきゃ…」というストイックなやり方ではなく、
**「気づいたら貯まっていた」**という自然な形を目指すのが、楽天ポイ活を続ける最大のコツです。
一気にすべてを導入しようとせず、
「まずは楽天カードを作る」
「次に楽天ペイを設定する」
といったように、1つずつ仕組み化していくことが成功の近道です。
🎯 楽天ポイ活を始めるあなたへ
あなたの「いつもの買い物」「いつもの支払い」が、
月1万円の“新たな収入”に変わるかもしれません。
さあ、今日からできる第一歩を踏み出してみませんか?
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